Excel VBAを速攻で覚えたい① ~Excel操作編~
こんにちは、こたつです。
「Excel VBAって、興味はあるけど覚えるのに時間がかかりそう・・・」
「そもそもどういうことができるのかイメージできない・・・」
そう思っている方は多いのではないでしょうか?
簡単に言えば、VBAとはExcelを自動で操作するためのツールです。
とにかく今回は、素人でも速攻で理解できるような内容に仕上げているので、サクッと読んでいってください。
全部で3部構成となっています。
[目次]
ExcelVBAを使える状態にする
まずは準備です。
すぐにできるので、手順通りに行っていきましょう。
Excelを立ち上げ、左上にある「ファイル」タブから「オプション」を開きます。
続いて、「リボンユーザー設定」から「開発」にチェックをつけ、「OK」を押します。
すると開発タブが出現するので、「開発」タブから「Visual Basic」を選択してください。
VBEと呼ばれる画面が開かれるので、左上の「標準モジュール」のボタン押してください。
これでいよいよVBAを使う準備が整いました!
VBAを使ってExcelを操作してみよう
では早速コードを書いていきましょう。
まずは真ん中の画面に、
Sub テスト()
End Sub
と入力します。
これは決まり文句みたいなものと覚えてください。
ちなみに「テスト」の部分は何でもいいです。
そしていよいよ、Excelを操作していきます。
セルの選択
それでは、
Range("C2").Select
これを先程のコードの間に入力してください。
入力できたら、上の再生ボタンを押してください。
そして元のExcel画面を見てみると、
セルC2が選択されています。
先程のコードは、「セルC2を選択してくれ!」という命令だったのです。
訳すとこんな感じですね。
まあ英語みたいなものです。
値の入力
続いて別のコードを書いていきましょう。
一旦さっきの
Range("C2").Select
は消して、
Range("B3").Value = 8
を書いてみてください。
書けたら、また同じように再生ボタンを押して、元のExcel画面を見てみると、
セルB3に、8という数字が入っている・・・!
先程のコードを訳すと、
こんな感じです。
ちなみに、先ほどのコードの下に
Range("B3").Offset(1, 2).Value = 5
を書いてみて、
再生ボタンを押すと、
こうなります。
訳すと、
になります。
セルB3から下へ1、右へ2移動したセルはD4になるので、D4の値には5が入力されました。
なんとなくイメージできたでしょうか?
ただ、これらのコードは1文字でも間違えるとExcelは動きません。
「めんどくさい・・・」
「書き方が覚えられない・・・」
と最初は思うかもしれませんが、全てを暗記して手打ちする必要はなく、自分がやりたい操作をググってコピペすればいいのです。
私も全てを何も見ずに書くというのは無理です。
プログラミングの世界はカンニングしてOKなのです。
最初は苦戦するでしょうが、徐々に慣れて楽しさを覚えることでしょう。
難しいコードを書いて、思い通りに動いた時の快感は忘れられなくなります。
さあ、ここまでの内容が理解できれば、もうVBA素人卒業です。
何もできないコイキングからギャラドスに進化したようなものです。
次回は「ステートメント」について解説していきます。
少し難易度は上がりますが、気合を入れていきましょう!